ZOOMお茶会

毎年JCFが夏休みに行っていた保養ですが、今年はコロナの関係で実行することが出来ません。


そこでZOOMを使って過去に保養に来て下さった方と繋がり、福島の様子を聞いてみようという事になり、8月5日、昨年松本に来て下さった2名の方とオンラインZOOMお茶会を開きました。


“お茶会”と付けたのは、ちょっとお楽しみのおまけも付けようと、事前に松本のお菓子を相手にお送りしそれを食べながらZOOMでおしゃべりしよう!という事になったのです。今回のお茶菓子は浅間温泉の郷土菓子「おしんこ餅」 。昨年来松した時に購入したかったけどたまたまお店がお休みだった事もあり買えなかったのでこの菓子に決めました。


夏休みはどう過ごしていますか?今の心配な事はありますか?汚染水はどう?など今の様子を3人のスタッフも含めてZOOMでおしゃべりしました。汚染水の問題については親子で意見が食い違い、海が近いのにいけないもどかしさ、放射能の話題が日常に無いことなど直接お話を聞くことが出来ました。


保養に関しては今はコロナの影響もあり出来ないのですが、今後も希望したい、出来ればもう少し長く滞在したい(昨年は2泊3日)、夏休み以外でもあれば行きたい!という希望も聞くことが出来ました。「おしんこ餅食べてね〜!」と言ったら「もう食べちゃいました〜!」と返事が返ってきました。オンラインの時は既に食べ終わってたという事です。


今回のZOOMお茶会の様子は来月発行予定のグランドゼロ124号でも報告します。

グランドゼロ123号発送しました。

JCFが年4回発行している冊子「グランドゼロ」。123号(夏)を発送しました!
鎌田先生の「新型コロナがあることを前提にした社会へ」
佐藤健太さん(飯館村議会議員)「いいたて漆生産プロジェクト」
伊藤勇夫さん「汚染水の海洋投棄は最善策か?」

JCFスタッフの加藤の「イスラム国のコロナのこと、どう思っているんだろう」
以前訪問団でベラルーシ訪問した 力丸邦子さんの「カルチャー散歩・こんな時だから」
放射能測定のチームめとばによる稼働直前の東御市の木質バイオマス工場周辺の土壌測定結果や山菜測定結果など、今の話題を是非お読みください。
イラクの小児がん病院へのマスクや手袋、アルコールなどを支援するための
クラウドファンディングにJIM-NETと共に挑戦中!チラシも同封しました。イラクでは6月に入り
コロナウィルスによる感染者が急増しています。応援よろしくお願いします!

ネットフリマで山菜が取引される時代へ

みなさん、こんにちは。

おとといの東京新聞に衝撃のニュースがありましたのでご紹介します。

一つめはメルカリやヤフオクで山菜が取引されているということ!(知らなかったのは私だけではないと思いますが・・・)

二つめは測定所で購入して測定したら基準値超えの山菜も取引されているということ!

認定NPO法人「ふくしま30年プロジェクト」(福島市)が4月中旬からメルカリなどで調達した山形や新潟、長野など6県産のコシアブラを調べ、複数検体から基準値超えが見つかっている、とのことです。

これは福島第一原発事故から10年目に経った今、出品者も購入者も内部被曝の危険性ということに対して意識が薄れているということでしょうか。

実は私もJCFに関わるまで山菜やキノコから放射能が出ることも、内部被曝についても何も関心もありませんでしたし、無知でした。知らなかったです。以前の私のように「知らない」ことで危険にさらされる人たちはたくさんいるのでしょう。

こうゆうことで騒ぐのは一部の関心の強いコミュニティの人たちだけで、「知らない」「関心のない」人たちには届いていないのが現状です。

自粛で買いに行けない今、メルカリで買えるのはラッキー!山菜、食べたかったからよかった!という思いの方が先立つのはわかります。山菜はおいしいですから(これも今年初めて人生初コシアブラを食べて気づきました 笑)。

問題はこどもたちが何も知らずに食べてしまって、その代償として健康被害がでることです。バイキンと違って治ったら体の外に出るものではありません。気づいた時に「あ゛〜!!」となっても手遅れです。

今回報道された記事がどれだけの人に届いたかわかりませんが、食の安全性ということはこどもたちにとって自分で選ぶことができないものなので(家庭という単位で考えた場合)、社会がこの問題に取り組んでいかなければならないのです。

関心のあるコミュニティだけで動いても変わりません。

昔の私みたいな「無知」で「関心のない」人に気づいてもらえる方法を一緒に考えてください!お力をお貸しください。

<記事はこちらからお読みください>

東京新聞

https://www.tokyo-np.co.jp/article/32465/

河北新報

https://www.kahoku.co.jp/special/spe1090/20200603_01.html

和合亮一さん、ラジオに出演

昨日のNHF_AMの番組「らじるラボ」に詩人の和合亮一さんが出演されました。

和合さんは東日本大震災後と重なる現在、ふたたびTwitterで詩を発信しています。

聴き逃しサービスでは9時台のバナーから聴くことができます。

聴き逃しサービスはこちらから

https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/detail/radiru-lab20200528.html?fbclid=IwAR3MOJ967Nc2EqhbXA7vW0fPu66zmiC0Pv7ssfStObUV8yDVxczAcjSfDRA

ラジオで紹介された「貝殻のうた」の視聴はこちらからできます。

「貝殻のうた」が収録されているミニアルバム「ふくしま・うた語り」の紹介です。

ぜひ、この機会にご愛聴ください。
JCFオンラインショップからも購入できます!!

明日へつなげよう

2011年3月20日深夜、JCF/日本チェルノブイリ連帯基金は4トン車いっぱいの支援品を積んで、諏訪中央病院の看護師・医師の皆さんと福島県南相馬市に向かった。翌朝、小高病院院長の遠藤清次先生をはじめ病院関係者の皆さんが、私たちを迎えてくださった。丁度、入院患者さん全員を、新潟県や山形県の病院に搬送し終えた直後だった。

備蓄されていたわずかな食料で、応援に行ったはずの私たちのお腹を満たしてくれたのが、管理栄養士の鶴島綾子さんだった。

固くなりかけていたコッペパンを卵に浸してバターで焼いたり、鶴島さん独自のアイディアで、私たちは緊迫した中でも、外来患者さんや、避難所の方達のお世話をすることができた。

4月5日(日)10:05~10:47

NHK 「明日へつなげよう 証言記録」

鶴島さんが、当時を語る。

皆さん、ぜひご覧ください。私たちは、あの時からずっと変わらず南相馬の方達と繋がっている。

グランドゼロ122 春号を発送しました。

コロナウィルスの影響で外出を控えている方も多いと思います。
JCF事務局もテレワークの体制です。
ロックダウンという聞き慣れない言葉世界では当たり前になってきています。
日本も封鎖にならないうちになんとかグランドゼロ発送を終えました。
すでにお手元に届いていらっしゃる方もいるかと思います。
チェルノブイリ、フクシマ、そしてコロナウィルス・・・。
人間がまだまだいけると走り続けてきた結果が今に至っています。
イラク事業も日本人スタッフが渡航できない状態です。
JCFの小さな冊子から何か明るい未来を描ける発信が出来ると良いのですが。
新たなJCFグッズも間もなく公開できそうです。が、今は静かにコロナと向き合いましょう。
冊子ご希望の方はどうぞ事務局までご連絡下さい。尚、テレワークのためすぐに発送できない場合があります。ご了承下さい。
  asama@jcf.ne.jp

SNSでの情報発信もご覧ください

日本チェルノブイリ連帯基金ではよりたくさんの皆様に私たちの活動や現地の状況をお届するために、

TwitterやFacebookでも情報発信をおこなっております。是非こちらも御覧になってください。

 

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3・11は巡る

新型コロナウィルスの猛威、増え続ける患者数に私たちの不安は続きます。小・中・高の全国一斉休校と自宅でのテレワーク、通りにもスーパーにも人通りが少ないように思います。デマ・フェイクが飛び交い、混乱する社会は、9年前の東日本大震災の時と重なる。

 

福島・宮城・岩手・関東圏の方々にとって、9年間はどのようだったのでしょうか。

福島第一原発の汚染水・汚染土どうするのか。避難・移住を余儀なくされた方々の苦悩も同様に。

もって行き場のない不条理と閉塞感の中にいる今日この頃です。

次々に起こる災害と世界的なウィルスの脅威にも、私たちは2011年3月11日を忘れることなく、共にこの時代を歩んでいきたいと願っています。

3・11は朝霧のように

 カレンダーが、その日に近づくと波が押し寄せるように関連報道が増える。しかし、自分の事として、私たちはどこまで災害に向き合っているのか、考えさせられた。
 2014年に松本市に避難してきた方のお話しを効く会に参加した。訥々と語る2011年から、今までの家族史。地震と福島第一原発から上がる噴煙に事態を理解できないまま、新築の家、仕事を離れた。
 長男は、福島からやって来たと言えず、途中滞在した東京から、と答えていたそうだ。県人会を立ち上げ、交流の場を設けたが、お互いの心の内は、封印したままだった。

 あれから9年経った今、避難ではなく移住したと思っている、と言う。
 自然災害はもちろん、原発事故による不条理な“移住”だと思う。ここ松本で、どう繋がっていくか、私たちは共に生きているのだから。

「Team めとば」みんなのデータサイトFacebookページで紹介されました

みんなのデータサイトのFacebookのページでJCFの放射能測定グループ「Team めとば」が紹介されましたのでご紹介します。

【 測定室紹介 第7回 「Teamめとば 」(長野県松本市)】みんなのデータサイトに加盟する全国の測定室紹介も7回目。 今回は長野県松本市の浅間温泉にある「 Teamめとば…

みんなのデータサイトさんの投稿 2020年2月12日水曜日

〜Facebookより〜
【 測定室紹介 第7回 「Teamめとば 」(長野県松本市)】
みんなのデータサイトに加盟する全国の測定室紹介も7回目。
 
今回は長野県松本市の浅間温泉にある「Teamめとば」をご紹介します。
美しい常念岳がそびえ、町中には足湯もある最高の場所にあるこのチームは、信州大学の学生さんを中心に発足した学生主体の測定室。
 
「Teamめとば」オフィシャルサイト URL: http://jcf.ne.jp/wp/metoba/wp/
  
「教育県」と呼ばれる長野県。しかも信州大は、チェルノブイリ原発事故の際に医師として赴任し、昨年まで松本市長を努めた菅谷(すげのや)昭元市長の母校でもあります。


さすが長野だわ!と思いますが、素晴らしいのは若い学生さん達が主体となっているということ。一体どんな活動をされているのでしょう。
早速インタビューへまいりましょう!
 
★Q1:測定室を始めるに至った経緯
 
チェルノブイリ原発事故時からいち早く活動を開始した「日本チェルノブイリ連帯基金(以下JCF)」が長野県松本市にあったことから、当時の経験を生かし、福島第一原発事故直後にガラスバッジをすぐに導入し、外部被ばく測定を始めました。つまり「放射能の見える化」です。
 
さらにこのJCFが「食品や土壌の放射能汚染の実際はどうなのか?」ということで2011年秋に食品測定器を購入しました。
まずは福島で検体を採取したり、放射能が飛散したであろう長野県内や近隣の土壌などを測定していました。
 
JCF内において測定依頼が増える中、有効に測定器を稼働させようと、新たな測定室を作る構想が持ち上がり、JCFからご縁のあった当時信州大学名誉教授の三輪先生に相談がありました。
 
三輪先生はチェルノブイリ事故直後から、簡易放射線検知器「R-DAN」を使い、市民が常時放射線量を監視する運動に関わって来た方です。
福島原発事故において、空間線量がすさまじく上がったことを最初に発見し各所に連絡したのも、この全国にまたがるR-DANの測定の成果でした。
 
そして、三輪先生は「物理を学んだ学生なら装置の実力をうまく引き出すことが出来るだろう」と学生に呼びかけてくださり、先生を室長とし、大学院生7人と4年生2人の体制で始まったのが「Teamめとば」の始まりです。
 
★ 測定室としてのこだわりは?
1.信州大学生による学校給食測定
  
震災後、徐々に松本に避難してくる人が増えました。
松本は事故被災地から300キロ以上離れていますが環境が良い、都市部からの交通の便も良いこともあり、避難者は一時200家族程いました。
 
めとばのメンバーが子どもを連れたお母さん達と対話する中で「学校給食を測定してみたらどうだろう?」と提案し、当時市議だった方や避難者の協力もあり、給食センターと契約を交わして2012年から「笑顔の給食プロジェクト」が始まり現在に至っています。
 
食材は給食センターが提供してくださるメニューの中からめとばのメンバーが選別します。
検出限界10Bq/kgを目標として、放射能が検出された場合はすぐにセンターに連絡し、その食材の利用をストップしてもらいます。
 
過去に干し椎茸、さつまいも、れんこんから検出され、直前で給食に使われることなく別の食材に変えることが出来ました。
 
震災から間もなく9年になりますが今でも給食測定は週2回のペースで行われています。
結果はすべてJCF―Teamめとばのホームページで公開しています。


2.地元の高校生と共に
 
めとばの発足当時は、松本市内の高校にあるエクセラン高校の環境科学コースの生徒さんが授業の一環として行っている放射線学習への出前授業の依頼があり、学生ならではの視点で放射能についてレクチャーしました。
 
その高校では長野県の北信に飛散した放射能の実態を調べるために定期的に現地に行き、生徒自ら採取したコシアブラや苔、土壌などを数年間測定し研究をまとめました。
 
その結果をエコスクールで発表し、環境安全教育研究会の発表では最優秀賞を頂きました。
担当の先生は「自分たちが歴史的に大きな節目となる『事故』の目撃者であると意識した時間があったことを忘れないでいて欲しい」とコメントしていました。
 
3.山菜・きのこ測定
長野県は山菜やきのこの産地で、北信では今でも県が一部のきのこの採取を自粛要請している地域がありますが、時期になると直売所やスーパーに地元産のきのこや山菜が出回ります。
 
以前上田市で購入したきのこが200Bq/kgを超え、すぐに県に連絡し、直売所や市場で注意を強化するように対応してもらいました。これからも時期を逃さず測定を続けていきたいと思います。
4.寒冷地ならではの「灰」の測定
 
県内では薪ストーブを使う家庭を多く見かけます。あまり力を入れて測定しているわけではありませんが、寒さが訪れる頃、灰測定やペレットの測定依頼もあります。
以前はストーブを販売している業者からの依頼もありました。
※薪やペレットは、燃やすと灰になった時に放射能量が最大で約200倍に濃縮されるため、注意が必要。
 
★Q4. 読者のみなさんへ一言お願いします!
世界で原発事故が二度と起きないように、日本の市民測定所が自分たちの手で調べた放射能汚染の実態を測定、発信することの大切さを感じています。
また私たちのように、若い学生の経験や研究を世界に向けて発信できれば、日本で起きた事故をいかしていけると思いますので、これからもしっかり測定をしていきます。
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風化しつつある原発事故と放射能の影響が、若い人たちの学びと発信によって引き継がれていることに、心からの敬意と、そして申し訳ないという思いでいっぱいですが、今日もめとばのメンバーは未来のためにがんばっています。
★Teamめとば
住所 〒390-0303 長野県松本市浅間温泉2-12-12
TEL: 0263-46-4218
開所時間→9:00~17:00(土日祝日は休み)
※ GW、お盆、年末年始など閉所しています。
駐車場→8台程あります。来所される方はご利用ください。

他の測定室の紹介も連載でされていますので、ぜひご覧ください。

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