11月30日、JCFオンライン講座~原発事故から10年、放射能は今~みんなのデータサイトに学ぶ測定マップ学習会を行いました。参加者はスタッフも含め18名。講師はみんなのデータサイトの事務局長の小山貴弓さん。
福島第一原発の放射能事故後に「国がやらないのなら私たちがやろう」ということで環境や食品放射能の放射能測定を続けてきました。事故当時のプルームの流れや汚染度など、市民自ら動き日本各地の測定所が調査したデータをまとめたのが書籍「図説17都県 放射能測定マップ+読み解き集」に収められました。小山さんはその過程やチェルノブイリ事故との比較、事故当時の食品基準、今現在のきのこや山菜汚染のデータを詳しくお話しして下さいました。
あらためて振り返るといかに深刻な事故であったかがわかります。「もう大丈夫」とマヒしないように現実を受け止め、市民測定所としてデータを測定しこれからも可能な限り結果を公表して行きます。支援はお金ばかりでなく試料の提供でも構いません。応援よろしくお願いします。
尚、この事業は「休眠預金を活用した民間公益活動(2020年度)」の助成金を利用して行いました。講座の映像は編集し後日公開致します。