JCFでは2011年の福島第一原発事故による放射能の影響で子どもの健康への影響を心配する方に対して
信州大学病院の小児科にて、血液検査、尿検査を行っています。
これによって甲状腺の機能がどのような状態か、甲状腺から血中に漏出する蛋白を測定する(サイログロブリン検査)事が出来ますし、肝機能、腎機能の異常も分かります。
今日も栃木県在住の方がSさんのお子様、3名検査を受けました。Sさん家族は春休みを利用して車で上田の保養拠点に来て数日間過ごし、最終日の今日、検診を受けて帰りました。
「事故後5年ほどは、夏に長期保養+甲状腺の検査を受けていましたが、私が仕事を始めたため、子どものみの保養に参加させるようになり、検診を受けられずにいました。。最後に受けた検診で上の子どもたちは甲状腺にのう胞を指摘されています。ずっとその後気になっていたので、今回は検診をうけられることになり、ホッとしています。保養と検診がセットになっているのは大変ありがたいです。」検診後、お母様からコメントを頂きました。検査費用はJCFを応援して下さる方々からの寄付によって賄われています。今後とも応援よろしくお願いします。(写真と文章内の方とは関係がありません)