チェルノブイリから福島へ繋いでいく
1991年の第1次訪問団以降101回の医療訪問団がベラルーシを訪問し、小児甲状腺がんや小児白血病の診断と治療、健康診断、医療機器の設置とメンテナンス、新生児支援などの医療を伝えてきました。ベラルーシでの支援活動で得た知見を、福島第一原発事故で放射能災禍に見舞われた子ども達の健康を守る取り組みに活かしていきます。ベラルーシでの経験を福島原発震災のサポートに繋げられるよう、講演会やブログを通して情報発信を行い、一緒に考え行動できるような活動をしていきます。
原発に依らない社会を目指していく
原子力発電所の事故で放射能が人々、また大地を汚染しました。私たちの生活に必要な電気エネルギーを得る手段として原発は「安全でクリーンなエネルギー」とチェルノブリ原発事故後も世界中で推進されてきました。しかし、原子力発電に完全な安全はありません。日本でも事故が起き、多くの人の生活や生業を奪いました。その土地が元に戻るまで何万年とかかります。原発に頼らずに生活が確立できるよう啓蒙していくこと、また再生可能エネルギーなどについて学習する機会を作っていきます。
交流活動
JCFではスタディーツアーを13回企画して、多くの参加者と一緒にベラルーシを訪問し日本とベラルーシの交流活動を続けてきました。国・民族・言語を超えた交流活動を行うことにより、同時代を生きる私達にとって、日本で暮らしていては気づくことのできない、既成概念にとらわれない生き方について学ぶ機会となりました。これからの時代も、交流の機会を作って次代に繋げていきます。
過去の活動