原子力発電所の事故から、私たちが知り得たこと、学んだこと、たくさんのことが1986426日から始まった。「チェルノブイリ」から「ふくしま」につながる放射能の脅威は、私たちの暮らしの有り様、人間のいのちについて問い直す切り口を私たちに示してくれている。事務所の一画に並ぶ「チェルノブイリ」の書籍は、「原発」のリスクを訴える。家族の離散と故郷をなくす哀しみは繰り返してはならない。35年もの年月に、私たちが向き合ってきたいのちと相容れない放射能に対して、緩むことなく、皆さんと共に考えて行こうと身持ちを新たにしている。

人は大自然の中の、果てしない時空のほんの一芥に過ぎないのだから、傲慢で在ることに何の意味があろうか。

ピンピンひらり

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