浸水した家財の運びだしや蔵の中に入り込んだ泥を撤去する作業に主に参加しました。現場ではまだまだ人手が足りず、瓦礫の撤去や泥の搬出が滞っています。今後、参加される方の参考になればと思い、以下に今回の作業の概要や注意点を記載いたします。

作業日 :10月28日(月)
作業内容:民家の泥だし、家財の運びだし。
作業場所:長野市津野地区
集合場所:北部ボランティアセンター・サテライト(柳原総合市民センター)

1受付とオリエンテーション
・受付にて氏名と連絡先を記入、ボランティア保険未加入の方はここで加入。
・作業道具(スコップ、手袋、マスク等)の一部もここで用意あり。
・5人一組でグループをつくり、班長を選ぶ(はぐれた場合を想定し、班長をはじめ各メンバーと連絡先を交換しておくのが良い)
・作業は危険なものについては絶対に無理をしない。30分毎に一回の休憩、終了時間の厳守。

2 移動
私が作業を行った津野地区は受付から二つの中継地点を経て到着しました。道中長い距離を徒歩で移動しなければならいところもありますので、土のう袋セットなどの重いものは可能な限り現場から最寄りの中継地点より持ち運んだ方が移動も楽になるかと思います。

受付、北部ボランティアセンター・サテライト(柳原総合市民センター)、➡
(バス10分)➡リンゴの郷(穂保地区)➡(徒歩15分)➡長沼公民館(津野地区)見➡(徒歩3分)➡現場

3.作業
今回は浸水した蔵の泥出しと家財の運びだしを行いました。そうした蔵での作業は電気もなく外の光もわずかな暗所での作業となります。泥は40cmほどの深さがあり、田んぼの中で作業する以上に足場が不安定で、一度足が嵌ると泥の重みで足が抜けにくくなります。泥の中に釘の出た木材破片が埋まっている危険性も十分にあるので、踏み抜き防止対策インソールを長靴に入れておくことをお勧めします。また暗所で地面がほとんど見えず、泥なのか、木材なのかわからずに足を置いてしまうと転んでしまう危険もあるためヘッドライトも必須です。暗所での泥出し作業はとにかく安全に動ける足場を確認、もしくはそれをしっかり作ってから、作業するのが良いかと思われます。

(周囲とのペースにも注意)
泥だしの際、泥を掻き出す人員と一輪車で運び出す人員、運び出した泥を土のう袋に詰める人員、さらにそれを搬出する人員等に分かれ作業するかと思いますが、どの作業も重労働で、非常に体力を使いますし、また一連の流れがどこかで滞る場合もあるかと思いますので、そういう場合は休憩したり、または一旦全体のペースを落とすのが良いかと思います。つかれた時ほど、作業が荒くなりその結果ケガをしやすくなりますので、安全対策上くれぐれも無理なく行える範囲で行うのが良いかと思います。

4.作業終了後
作業終了後に後片付けを行うかと思いますが、自分で持ち込んだもの、センターから借りたもの、現場でお借りしたものなどがわからなくなるケースが多いように見受けられました。そのため道具にはテープなどで目印をつけておくと後片づけがスムーズにできるのではないかと思います。

まだまだ人手が不足しています
津野地区や穂保地区などの長野市北部エリアではまだまだ人手が足りていないとのことで、職員の方が受付でも呼びかけを必死で呼びかけを行っていらっしゃいました。穂保、長沼、古里などの北部地区はまだまだ外部からの手を借りなければ進まない状況です。お手すきの方がいらっしゃいましたら、長野北部地域にご支援いただきますようよろしくお願いいたします。(JCF)

写真:ボランティア参加を呼びかける職員の方

長野市災害ボランティアセンターFacebook 
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社会福祉協議会 北部地域(豊野/長沼/古里)でのボランティアについて
https://www.csw-naganocity.or.jp/info/single/si598

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ピンピンひらり

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