昨日24日、松本市MウィングにおいてJCF主催のチェルノブイリメモリアルイベント
「チェルノブイリ事故から30年のベラルーシを訪ねて」を開催しました。
前半は現在進行中の「イラク国内難民支援」の様子を現地スタッフの加藤が報告、
後半は鎌田理事長によるベラルーシ報告を行いました。
4月8日からベラルーシを訪問した鎌田理事長は、JCFが設立当初ベラルーシから松本へ招聘し、信大で甲状腺治療を学び現地で生かした甲状腺専門医を訪問したり、一度避難したものの、再び高汚染の地に戻った人々の住む町を訪ねました。
住み慣れて町で暮らすことを望みながらも、人々がいなくなり本音は寂しいと語ったエレナお祖母さん。
政府は当時、サマショールと呼ばれたエレナさん達の元へ線量を測った食品を届け続けたそうです。
鎌田先生はイラクや福島の経験も交えながら「自然を守る事、平和を構築することの大切さ」をお話して下さいました。
又、イラク現地で一時帰国中のスタッフ・加藤は、色々な困難も克服しながらイラク国内難民支援を進め、対立する民族間を
医療で繋ぎ、プライマルヘルスケアの新設を実現させた事などを話し、日本人だからこそ出来た平和構築を実現した経験を話しました。た。
最後に「JCFは25年の活動の中でチェルノブイリを支援し、
チェルノブイリで見た人々の困難さを共有しながら福島と向き合って行きます」と事務局長の神谷からのメッセージも皆さんに伝えました。
ピンピンひらり
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