モスルに初めてのフローサイトメーター導入

(ニナワ県保健局公式facebookより転載)

 

日本のNGO”日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)“の支援によってモスルに導入されたフローサイトメーター(細胞診断装置)の設置式典がニナワ県保健局長らによって行われました。

イラク中央政府保健省の指導とJCFの支援によりフローサイトメーターがモスル西部保健センター[i]に設置され、式典にはニナワ県保健局Dr.ファラーフ・ハサン・ターイー局長、モスル西部保健局Dr.アリー・ムムターズ・ルウーフ局長、Dr.マナーフ・アブドルラヒーム広報部長らが出席しました。

Dr.ファラーフ・ハサン・ターイー保健局長は「ニナワ県に初めてフローサイトメーターが導入された。この機種は国内においてはここモスルとバグダードのメディカルシティにしか存在しない貴重なものであり、白血病やリンパ腫の治療を行う上で必要不可欠な装置だ。検査はすべて無料で行われる」と述べました。

 

またイラク中央政府保健省がニナワ県の保健状況を鑑み、最新の検査機器導入に尽力してくれたことを称え、また、この機材導入のために大きな役割を果たしたJCF/日本チェルノブイリ連帯基金に対し謝辞を述べました。

 

 

ニナワ県保健局公式Facebookより

https://www.facebook.com/groups/723841407808814/permalink/1517898971736383/

 

本事業は(ODA) 日本NGO連携無償資金協力によって実施されています。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/shimin/oda_ngo/shien/j_ngo_musho.html

 

 

[i]機材はモスルの血液疾患専門病院イブン・アルアシール病院に導入されたが、同病院の改修工事のため一時的にモスル西部保健センターに設置されています。

ピンピンひらり

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