10月8日、ベラルーシ人の作家スベトラーナ・アレクシエービッチさん(67)がノーベル文学賞を受賞された。
アレクシエービッチさんは、東京電力福島第一原発事故についても積極的に発言し、高度に発達した技術に依存する現代社会への警告を発しています。
事故直後、仏紙リベラシオンのインタビューに対して「(チェルノブイリ原発事故に続く)2回目の原子力の教訓が、技術が発展した国で今起きています。これは日本にとってだけでなく、人類全体にとっての悲劇です。私たちはもう、ソビエト体制にも全体主義にも、誰に対しても罪を負わせることができないのです」と指摘しました。
2003年に国内のチェルノブイリ支援団体が連携し合ってアレクシェービッチさんを日本に招き、全国で講演会が開かれました。
☆この時、JCFはアレクシェービッチさんを松本に招き、10月15日に松本市あがたの森文化会館講堂でJCFセミナー「チェルノブイリの祈り」を開催しました。
第一部は、アレクシェービッチさんとJCF理事長鎌田實のトーク。
第二部は神田香織さんの語る講談「チェルノブイリの祈り」というプログラムでした。
セミナーには、平日の夜にもかかわらず、280 人を越す参加者で満員の盛況となり、たくさんの反響をいただきました。またこのイベントには松本市内三校の高校生が準備会から運営に参加して、当日も多数の高校生が熱心に耳を傾け、感想を寄せてくれました。
この記事を掲載したグランドゼロ58号のPDFをご覧下さい。
鎌田理事長とアレクシェービッチさんのトークの内容や参加者の感想が掲載されています。
「チェルノブイリの祈りーいくつもの出会いを残してー」
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神谷事務局長がアレクシェービッチさんを松本城にもご案内しました。