七夕の笹飾りは他の地方にも見られますが、七夕人形を飾る風習やほうとうを食べる習慣は松本地方独特です。参加された方も自分のところは笹飾りのみなので人形飾りはとても興味深いとのこと。
その七夕人形の見学と由来について馬場屋敷で参加者の皆さんと松本市の学芸員の方からお話を伺いました。
和紙でできた人形は流し雛と同じように無病息災を願い、また着物を着せた大型の人形、きれいな紙でできた人形を軒先に飾るのは、着物の虫干しの意味もあるとのことで実生活に即しながら伝統行事を楽しんでいた昔の人の知恵が伺えました。
説明を聞きながら、いただいたほうとうもあんこや黄な粉をまぶした甘すぎない素朴な味でした。