1月27日(土)、みどり信州と日本チェルノブイリ連帯基金が共同で開催したチェルノブイリ救援・中部の原富男さんの講演会『チェルノブイリ原発事故から31年のウクライナを訪ねて』。子どもから80代の方まで沢山の人にご来場いただきありがとうございました。31年経った今でも線量が高い場所があり、見学のツアーバスまであるそうです。「だれが鳩に餌をあげるの?」と言ったのは、当時原発作業者が多く住んでいたプリピヤチから突然非難することになった子供の言葉。チェルノブイリ原発事故当時、何も無かった団地の周りに茂る大きく伸びた木の高さが事故の歳月を物語っていました。遺伝子組み換え食品による体への影響とチェルノブイリ事故後に増えた病気が一致すると原さん。会場には福島原発事故の時2歳だったお子さんも両親と一緒に参加してくれました。チェルノブイリは過去の事ではなく今、そして未来の事なのだとあらためて思う講演会でした。

原発の石棺を覆うシェルター

チェルノブイリ救援・中部の原富男さん

樹木に覆われたプリピヤチのアパート

★来場者の感想
・核の平和利用はあり得ない。
・原発事故は長い長い年月の間、命や生活に悪い影響を及ぼす事をつくづく感じた。
・ウクライナは人名や子どもの事を大事にしている事がわかった。
・福島についてもっと関心を寄せて援助しなければと思う。
・統計的な数字、現地の映像、人々の話などが総合的に結びつけられていてとても良く分かった。
・日本の”隠し”の現状をどう打開したら良いか?
・想定外の事故処理は国が処理する事があたりまえだと思う。
・ロシアの支援がない事に驚いた。
・もっと人の命を守ってもらいたい。
・チェルノブイリから学んで欲しい。
・古くなった原発の再稼働を何とか止められないものか。
・恥ずかしながら福島原発事故が起こるまで原発が日本で稼働している事にほとんど関心が無かった。今回現状だけでなく、当時の様子も知れて大変興味深かった。

使われることの無かった観覧車

路上でキノコを売る女性

ピンピンひらり

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