JCFの放射能測定チーム、Teamめとばは全国の測定所でネットワークを組む「みんなのデータサイト」に加わっています。今年は春の山菜・たけのこプロジェクトにエントリーし、県内外の山菜を測定しています。
5月の連休は軽井沢まで山菜の採取に行きました。しかし、連休はまだ採取には早かったので、土壌や枯れ葉を採取して測定しています。それらは毎年同じ場所で採取し測定しているので比較することが出来ます。今回の採取に同行したK先生がこの時採取できなかった山菜を探しに再び軽井沢に行って下さいました。そこでタラの芽、ハリギリ、コシアブラが採れました。早速採取したコシアブラを測定したところ、セシウム137が142Bq/kg,セシウム137が4.93Bq/kg、合計146Bq/kgのセシウムが検出されました。これは国の基準値100Bq/kgを超えています。結果は県の林務部にも伝えました。今年は県で測定した御代田町産のコシアブラからも基準値を超えたセシウムが検出されています。原発事故から10年経ってもこの現状を見逃さないようにこれからも測定を続けます。採取に行く費用や検査に係わる人件費、検体を購入する費用が必要です。どうぞ応援よろしくお願いします。問い合わせ先:日本チェルノブイリ連帯基金 電話0263-46-4218