8月21日33人の母子を乗せたバスは早朝に福島を出発、午後3時半に宿舎の松本青年の家に到着しました。
長いバスの旅でエネルギーを持て余していた子ども達は、JCF-Teamめとばのお兄ちゃん達に遊んでもらったり、夜の花火に大はしゃぎでした。

8月22日
午前中はアルプス公園ファミリーゾーンでドリームコースターに歓声を上げ、虫やトカゲを追いかけたり、アスレチックで汗を流したり、追いかけるスタッフやボランティアはヘトヘト…

子ども達が遊んでいる間にアルプス公園の古民家では、食事担当スタッフとボランティア、そしてTeamめとばの有志がおにぎり、ピザ、流しそうめん、スイカ割りの準備です。
この古民家には手作りのピザ窯があるので、めとばのメンバーが前夜粉を練って発酵させて、生地から手作りのピザを焼くことにしたのです。

いよいよお昼、照りつける太陽の下、公園で子どもを遊ばせて疲れ気味のお母さんやスタッフを尻目に子ども達はお昼もそこそこに、古民家の周りで飛び回ります。

もうお腹いっぱいと言っていたのに、流しそうめんが始まるとみなソーメンが流れる竹に群がって、お箸で上手にソーメンをすくいお椀を抱えて美味しそうに食べます。下流の子どもにはソーメンが届かないので、流れの途中でも何カ所かソーメンを流すことにしました。

流しそうめんの後はスイカ割り。
目隠しではなかなか命中しないので、ついに一人が目隠しを取ったままポカリと打ち、その後は乱打。でも割ったスイカにも群がって手づかみで食べて、「甘い〜!」
松本市のスイカ名産地「下原」のスイカ農園の方から寄付して頂いたとびきり美味しいスイカに歓声が上がりました。

翌日あるお母さんがしみじみと話しました。
「福島では虫の好きな子どもにも、触っちゃダメと言っていて、でも周りのお母さんで気にしない人もいるので、ダメと言うのも気兼ねがあるんです。…アルプス公園では思いっきり虫捕ったり、草花の中で駆け回って、昨夜は疲れ切ってスヤスヤ眠る子どもの寝顔を見たら、自分の疲れなんか吹っ飛んで幸せな気持ちになりました」

8月23日
Mウィングでの子どもサミット
午前中は木島ちぐささん(ちーおばさん)のお話を聞き、買い物ごっこでゲットした木島さん親子手作りの可愛いクッキーのおやつを食べながら人形劇を見て、鎌田理事長も一緒に竹とんぼに挑戦。
木島さんの娘さんが作って下さった、いろんなおにぎりで美味しいお昼。

午後はサミットプログラム。
クラウン劇場に拍手喝采。
松商の発表、めとばの活動報告の後、鎌田先生や阿部知事とのお話ではお母さん達の率直な発言が続きました。
最後はイラクからのスハッド姉妹のバイオリンと保養に参加している野口祐芽さんのホルンの演奏に耳を傾けました。

小さい子ども達は後半はホールの外のホワイエで、クラウンの方達とバルーンアートや皿回しで遊びました。
最初はすぐに落ちてしまったお皿が段々上手に廻るようになって、大喜びの子ども達でした。

8月24日9時青年の家から福島へ
バスに乗り込むまで遊び回って、まとめ役のお母さんに、
「約束を守らない子は途中のサービスエリアでもバスから降りられません!」
と一喝されてやっとバスに向かう子ども達でした。
バスの窓からいつまでも手を振って、みな元気に笑顔で帰っていきました。

4日間の保養キャンプを応援して下さった皆さん、
お手伝い下さったボランティアの方々、
青年の家のスタッフの皆さん、
Teamめとばのメンバー、
ありがとうございました!!

ピンピンひらり

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