2021年1月16日の信濃毎日新聞に信州大学医学部の特任講師をしているJCFスタッフのリカ・アルカザイルと名古屋大学病院の奥野医師によるDNA解析の研究が掲載されました。

劣化ウラン弾と白血病の因果関係について、これまでにもいくつか報道はされてきたけれども科学的にそれを立証することは難しく、また時間の経過とともに風化しつつありましたが、JCFでは長い時間をかけてそれを解明しようと努めてきました。

 

JCFとしては客観的な事実を知ることが重要であると考え、また例え私たちの主張と異なる結果が出ようともそれに対し誠実に向き合うことが大事だと考え現時点の結果を発表させていただきました。

 

ただ、今回の解析結果は急性リンパ性及び骨髄性白血病に限られたものであり他の小児がんについてはまだ解析が行われていないこと、また兵器に含まれる化学物質などがどのように関連しているのかはしっかり調査が行われていない段階です。

今後も引き続き調査を進めていきますので、何か新しい情報がありましたらお伝えしたいと思います。

 

なお、今回の研究は単に小児白血病患者の遺伝子解析を行ったというだけではなく本解析結果が現地の診断の補助となり、より正確な治療法の選択に寄与していることもお伝えいたします。

 

今後も何か情報がありましたら伝えていきたいと思います。

 

ピンピンひらり

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