イラク常駐スタッフが一時帰国している10月5日、松本市にある信州大学法経学部の学生を対照に「イラク国内避難民支援報告」を行いました。経法学部とは今年度新しく設立された学部で、社会に生かせる経済学や法学を学ぶための新しい学部です。

イラク・モスルでは間もなく奪還作戦が行われようとしています。

スタッフの報告に学生たち14名が参加して下さいました。JCFスタッフが活躍するニイナワ県アルビルには多くの国内避難民が押し寄せていますが、これからさらに150万人を超える避難民が押し寄せる事が予想されます。

キャンプの許容量が追い付かず、郊外に分散しています。夏は50℃を超える暑さですが、これから雪も降る寒さに変わるります。イスラム国から解放されてもその後すぐに元の生活に戻れるわけではありません。これからがさらに厳しい状況となるでしょう。

質疑応答では争いが終結してからの支援についてや、クルド自治区の教育についてなど多くの質問が出されました。聴講した学生さんの一人は「普段知ることのできないイラクの様子を聞く事が出来て良かった」と話して下さいました。JCFスタッフは間もなくイラクに向かいます。今度は現地からの報告をお送りしたいと思います。

ピンピンひらり

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