Teamめとばが最初に信州大学よりこの賞をいただけると知らされたとき、彼らはその賞についてあまり知ってはいなかったようです。
信州大学同窓会連合会賞とは信州大学同窓会が、信州大学において活躍している団体および個人で課外活動の振興に功績があったことへの表彰で、過去にバンクーバオリンピックで銀メダルを獲得した小平奈緒さんも受賞しています。
4月4日就職活動で忙しい中にもかかわらず、チームの佐藤さんと水瀬さんの二人がチーム代表として松本市総合体育館での授賞式に出席し、立派な賞状と副賞をいただいてきました。
Teamめとば(信大・物理科学科大学院生及び4年生)結成のきっかけは三輪浩信大名誉教授にJCFの放射能測定オペレーターをしていただける方がいませんかと相談したことから始まりました。
3.11以後彼らも自分たちにも何かできることがあるのではないかと思っていたとのことで、チーム結成後すぐに子どもの内部被曝を防ぎたいと給食測定プロジェクト、学校や依頼先からの要望に答えながら放射能について知識を広めていきたいと出前授業プロジェクトを発足し自主的に活動してきました。特に給食測定に関しては松本市との調整に何度も足を運び連絡も取り合ってやっと実現しました。そんな彼らの活動が認められたことはJCFとしてもうれしい限りです。
三輪先生と受賞した佐藤さんからの喜びの言葉を紹介します。
三輪先生
わずか1年の活動で、皆さんに認められるものができたことは、とてもうれしい。私はきっかけ作りに過ぎないが、学生達ががんばってくれた。
佐藤さん
僕達の活動は、認められようとか、賞をいただきたくてしてきたことではありません。自分も何かしたいと考え、活動してきたことが評価され、社会で認められたことはとてもうれしいです。JCFのおかげです。
おめでとう Teamめとば