11/12.13とJCFも参加しているまつもと支援ネット福島訪問ツワーに行ってきました。

ツワーはネットのメンバーが福島の現状を実際に見て、聞いて、感じて今後の活動に生かしていく為にと企画されました。

福島の中通り(伊達、福島市、本宮、須賀川)と飯館を中心に除染土の仮置き場、子供の屋内あそび場等の視察、また震災後新たに立ち上げた農家レストランで被災された方との交流をしてきました。

飯館で印象的なものは、仮置き場に集められた除染土入りのフレコンバック。前回訪問した時は田圃に並べてあった物だがその数の多さに圧倒されました。

バスの中から測定した数値は0.7~1.0シーベルトでまだまだ線量が高い。昼間は除染関係の人や飯館の会社で働く人などいるが、帰還解除はされていないので夜は人がいなくなります。
仮に住民が戻ってきても除染ではぎとられた山肌の見える今の飯館は彼らにうけいれられるのか、他の選択は出来ないのか考えさせられました。

 

伊達市や本宮市の子供の遊び場では屋内で人口砂で遊び、戸外の自然の中で遊べない異常な現実
いつまでこんなことをするのかと気持ちが沈む。

 

最後の交流会では今どんな支援が必要ですかの問いかけに「物資はもうたくさんいただいた。ただ原発をなくす活動のみを一緒にしてほしい」と。また「悪いことばかりではないのよ。皆さんのような方たちと出会えて」と逆に励まされてきました。

仮置き場のフレコンバック

屋内遊び場の砂場

ピンピンひらり

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