いつもJCFをサポートしてくださりありがとうございます。
最近は冬らしい気候になってきました。松本は快晴ですが夜間は氷点下の日もあります。

今年も会員の皆さまにサポートのお礼にクリスマスカードを送りました。毎年恒例のカードはイラク、クルド人自治区のアルビル市内にある国内避難民のための学校の生徒が描いています。故郷に戻った国内避難民の方々のたくさんいますが、今でもアルビル市内に残り生活している方々も多くいます。カードはJCF現地スタッフのバンさんが調整してくださっています。

<今年のクリスマスカードの一部です>


黒板には ”知識は役立つ” と書かれています。学校での様子です。


イラクという国土が血を流しています。このカードを描いてくれた男の子はどのような思いでこの絵を描いたのでしょうか……とても胸が痛みました。


絵の中心にあるのはモスクにあるミナレットでしょうか。そこに書かれたメッセージは、直訳しますと ”亡くなった方々の魂に対して追悼を” とあります。現在イラクで行なわれているデモで犠牲になられた方々へのメッセージでしょうか……次回アルビルを訪問する機会があれば、こどもたちの思いに耳を傾けたいと思いました。
今年はアーチスティックな作品もありました。

JCFが協力しているハルシャムPHCではこのカードを描いてくださっている学校で定期的に学校健診(内科健診や歯科健診、視力検査など)を行っています。こどもたちの健康を守ることもPHCの大切な役割のひとつであり、地域に保健医療が定着してきていることはとても嬉しいです。


こどもたちが明るく夢を語れるようなイラクになるよう、日本から微力ですが、できることをしていきたいです。
また報告しますね!

メリークリスマス!!

ピンピンひらり

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