チェルノブイリメモリアルデー
福島からのメッセージ
〜オカリナの調べに乗せて〜

4月26日
松本で開催されたチェルノブイリメモリアルデーのイベントに参加してきました。

2月にベラルーシに渡航した、南相馬の高村さん、飯舘の佐藤さんの報告は当事者ならではのものであり、「ベラルーシから多くのことを学んで、福島に生かしていきたい」という思いが強く伝わってきました。

3.11以降、様々な情報が飛び交う中で高村さんは、「自分で見たものしか信じない」と思うようになり、それが今年2月のベラルーシ渡航につながったそうです。
高村さんは、チェルノブイリで被曝した少女たちにどうしても聞いてみたいことがあったそうです。26年前に被曝し、現在結婚して子供がいる2人の女性に、「結婚や出産が不安ではありませんでしたか?好きな人と結婚できましたか? 福島の少女たちは、そのことに不安を感じています。」と問うと、2人の女性は、「好きな人と結婚して、自分も子供も健康です。不安はありません。心配しないでください。ストレスを溜めてはいけません。」と答えが返ってきて、高村さんは安堵したそうです。

私がベラルーシに通って11年経ちますが、私も幾度となく同じ質問を繰り返してきました。ベラルーシの女性たちは日常生活の中で、被曝しないように最低限配慮している方が多いですが、自分や家族の健康について一様に「心配ない。ストレスを溜めないことが大切です。」と言います。
ベラルーシの女性たちの言葉を、日本の多くの方にもっと届けることができたら、と改めて思いました。

ベラルーシで健康の心配をせずに安心して暮らせているのは、子どもたちの保養が決められており、ホールボディーカウンターや検診が必ず行われ、土壌改良や農作物の検査が細かく行われているからである。
実際にそれらを見聞きした高村さんと佐藤くんは、「前例があるのに、どうして日本でこれらのことがすぐに行えないのか?」と思ったそうです。
私が過去にベラルーシでお話をうかがった方の中には、「市販されているのは信用ができないから、自分で作ったものを保健局で測って食べています。」という方々もいらっしゃいました。また、農村部の方ほど森で自生しているキノコやベリーを食べるので、内部被曝予防の今後の課題は存在します。現在のベラルーシの制度が完璧であるわけではありませんが、日本にとりいれて活かせる部分はいくつもあります。
今後もベラルーシに渡航し、日本に取り入れることができることはどんどん情報を得て、発信して行きたいと改めて思いました。
JCF理事・鈴木真波

ピンピンひらり

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