イラク:キャンプ状況報告

ナガム先生からこの1週間のクリニック状況について報告をいただきました。

 

「今週も電気の供給が安定せず非常に大変でした。公的サービスによる電気供給は三日間に渡って不安定な日が続き少しは来ては止まり、少し来てはまた止まりという具合です。水の供給も電気同様十分ではありませんでした。

 

現在マルチシモーネのクリニックは毎日9時から12時の間に開かれており、今週は1日あたり180~220人の患者がありました。私は月曜日と木曜日を担当し、またDrバッサーム(以前ブログで紹介したラナの父)や他の医師たちがその他の曜日を担当しました。ちなみにクリニックはイスラム教徒、キリスト教徒、ヤズィディ教徒と様々な宗教的背景を持つ患者を分け隔てなく受け入れていますし、また彼らのほとんどが避難民です。

 

疾患の傾向としては、気温の低下による胸部感染症に加え、相互汚染や下水処理の不備が原因とされる皮膚病などが見られます。またうつ病をなどの精神疾患もよく見られます。

 

問題はやはり居住環境です。特に今週は電気の水の供給が不足したためキャンプでの活動に支障をきたしましたし、また居住環境の悪さがさらなる感染症を引き越す危険性があります。当然ながら消毒薬や汚水処理をきちんとすること、また感染症を防ぐためのキャンペーンなどが必要です。

 

今週私はマルチシモーネのクリニックだけではなくアンカワ・モールも訪問しましたが、そこに住む人々の環境も良いものではありませんでした。」

ナガム・ガーニム・ラフマー二ー

 

 

電気は聞いてみたところ公共電力供給は3時間きて4時間止まる、また4時間来ては2時間止まるとように不規則であるということで、冬を超える際の大きな懸念です。薬品の在庫については持ち直したということで喜ばしく思います。私たちのできることは限られていますが、クリニックで必要な薬品を不足させないということはだけは必ず達成したいと思っています。

 

皆様のご協力よろしくお願いいたします。

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