ブックタイトルグランドゼロ107号

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概要

「グランドゼロ」は、訪問団やセミナーなどJCFの活動の様子、事務局からのお知らせなどを掲載した季刊誌です。

16アルビル訪問報告 2016年2月24日から3月2日にかけて、イラク国内避難民支援プロジェクト実施のための訪問団が派遣されました。日本からは鎌田理事長と私が派遣され、そして現地駐在員である加藤が同行しました。マルチシムーニ教会クリニック支援 私たちはマルチシムーニ教会クリニックを訪れ、ベフナーム神父、ウィサーム医師、薬剤師のアルハーンやクリニックの責任者たちから、最近正式にNGOとして認可されたマルチシムーニ教会クリニックの現状について聞き取りを行いました。 また、滞在中には同クリニックで働リカ・アルカザイル(JCFスタッフ医師)くスタッフの功労式典をアルビルのノーブルホテルにて催しました。 そこでは、私たちが支援しているクリニックのブランチ、カスナザーン地区、ニジュティマーン地区を含め、6カ月以上勤務してくれた、総勢80名(パーティの出席者は64名)のこれまでの貢献を称え、感謝しました。式典の中で、私たちは日本カトリック医師会(JCMA)から頂いた寄付金を贈呈するとともに、JCFからは感謝状をそれぞれのスタッフに贈呈しました。 感謝状には鎌田理事長による一筆も添えられました。スタッフたちは鎌田理事長が書いてくれた漢字「夢」 「平和」 「絆」などに興味津々でした。そしてスタッフ全員がJCFやJCMAを始めとする、避難民に対する関心を持ち続けてくれている日本の人々に対する深い感謝の念を示してくれました。あるスタッフは「アルビルに避難してきて以来、この式典が最も喜ばしい出来事だった」と感想を述べたほどでした。マルチシムーニ教会クリニックスタッフ功労式典