ブックタイトルグランドゼロ105号
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「グランドゼロ」は、訪問団やセミナーなどJCFの活動の様子、事務局からのお知らせなどを掲載した季刊誌です。
38岡崎友哉(Teamめとば)食品放射能測定チーム「Teamめとば」では、8月に自主測定としてJCFスタッフが福島県で採取したヨモギを測定しました。採取するきっかけをJCFスタッフに聞いてみました。以下、スタッフ横内さんの話です。**JCFが福島支援の一つとして2011年から続けているガラスバッジプロジェクトがあります。2014年度のガラスバッジプロジェクトは、南相馬在住の方に7個と、郡山市の3a!郡山を拠点に32個のガラスバッジを貸し出ししてきました。そして6月末訪問時には年間プロジェクトの結果を報告することができました。結果を見ると南相馬在住者の中で値の高めだった方の年間線量は、自然放射能込みで年間1・42ミリシーベルト/年でした。ご自宅周辺の環境はどうなっているのかが気になりました。ちょうどヨモギの新芽が出始めた頃でしたので、採取して事務局で測ってみる事にしました。場所は南相馬と飯舘村を結ぶ原町川俣線沿いです。現在トンネル採掘工事を行っている場所で原町側の入り口付近です。車の中での空間線量は0・6マイクロシーベルト/時(ちなみに、松本市の空間線量は、およそ0・10マイクロシーベルト/時です)、雨が強く降っていたこともあり、その時は採取場所の線量を測ることができませんでした。持ち帰ったヨモギを早速測定した所、セシウム137と134の合計で約13200ベクレル/kgでした。ヨモギの量が少なかったので、信州大学ヨモギを採取した場所7月に測定した地上10 cmの空間線量