ブックタイトルグランドゼロ104号
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「グランドゼロ」は、訪問団やセミナーなどJCFの活動の様子、事務局からのお知らせなどを掲載した季刊誌です。
33『カノンだより』上映と鎌仲ひとみ監督とのトークセッションに参加しました。そこで初めて目にしたのが福島のお母さんたちの涙や強さでした。29年になるチェルノブイリと5年目に入る福島の現状をお聞きしました。耳を疑うようなお話。特に子供の健康の問題は二人の子を持つ母として辛い話でした。頭に残ったのは福島原発事故で被曝をしていると考えられる100万人分の保養という言葉。体に放射線が入ってしまっている場合、最低3週間汚染のない地に暮らすことで(保養)体の中の線量は確実に減るそうです。ベラルーシでは今も発病のリスクを少しでも減らすため大きな施設で保養をしているそうです。福島の子供たちの体が悲鳴を上げている。まず、知ってもらうため『小さき声のカノン』の映画チケットを売ろうと思いました。お手伝いすることで少しだけ早く映画を見る機会に恵まれましたが、福島や放射能の高い地域のお母さんたちの気持ちを放ってはおけません。キャッチしたら投げるだけです。でも、世の中みんな私と同じ考えであるわけもなく、話に行っても忙しさも手伝っているのでしょう、良い返事ばかりではありません。悪い事をしていないのに悲しい気持ちになります。その気持ちは被災地のお母さんたちが抱えている気持ちがそのまま縮小されたものだと感じています。被災地のお母さんたち、誰も悪くないのに流さなきゃならない涙。先日、JCFの「明日に羽ばたく平和コンサート」準備のお手伝いでスタッフに同行していて、少し嬉しいこともありました。訪ねた場所の近くのカフェに昼食で立ち寄ったところ、オーナーの三好礼子さんにお目にかかることができたのです。その昔、三好礼子さんに憧れてバイクの免許を取った私。お昼を挟み三時間も温かな時間を過ごさせていただきました。世界を飛び回っていらっしゃる憧れの礼子さんですが、海外では危険と隣り合わせのお話。何度も福島に通われたお話。チェルノブイリのお話。鎌田先生のお話。映画のお話など沢山おしゃべりさせていただきました。これ、神様からのご褒美かも。そして、そのコンサートの企画の中には平和のメッセージを伝える時間がとられているのも嬉しい。リカ先生との最初の出会いでお願いしたこと「子供たちにイラクの事を話して下さい」もいつか実現するといいと思います。チェルノブイリの子供たち、イラクの子供たち、そして福島の子供たち、どの子にも世界人権宣言の下、自由であり尊厳と権利について平等である輝く未来が授けられているはずです。