ブックタイトルグランドゼロ104号
- ページ
- 24/60
このページは グランドゼロ104号 の電子ブックに掲載されている24ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは グランドゼロ104号 の電子ブックに掲載されている24ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
「グランドゼロ」は、訪問団やセミナーなどJCFの活動の様子、事務局からのお知らせなどを掲載した季刊誌です。
24うとリカ先生は頑張った。幸いにも、お父さんのベッサム先生が内科医で抗がん剤の分量についてもよく理解し、治療効果はどんどん上がった。髪の抜けた頭にヒマワリのお花のついた麦わら帽子をかぶり「リカ、リカ」と呼びかけるラナちゃんをリカ先生は、やさしく抱きしめる。リカ先生の患者さんにJCFが医薬品代を応援し、こうして元気になった子どもたちに会えることは何よりもうれしい。日本でJCFを応援してくださる皆さんにも、患者さん達の笑顔を伝えたい。こうして、私たちとも繋がっていく「いのち」を共に両手ですくい上げる時、彼らのお父さんやお母さんの喜びは、皆の喜びにかわっていく。42度の猛暑の中、目の前にアイスクリームをニンジンのようにぶら下げ、帰路に着いた。夜は、事務所で、テイクアウトのケバブと野菜で夕食をとる。並んだお皿も9人であっという間に平らげてしまった。最後は、JIM─NET事務局長佐藤さんの誕生日を祝って、大きなバースディ・ケーキが、食卓に上がった。50代半ばに差し掛かる佐藤さんの抱負は「海外での支援現場とJIM─NETのマネージメントの両方をこなしていきたい」と力強い。すでに、今年のチョコキャンペーンのデザインも決まった。中東支援のスペシャリスト佐藤さんを応援していきたい。◆6月5日1.モバイルクリニック稼働カスナザーン地区避難民の患者さんを守るには、マルチシムーニ教会クリニックを応援するだけでなく、高齢者やクリニックまで来ることができない患者を見て回る訪問診療のような形を取れないか、と模索してきた。当初、マールユースフクリニックで立ち上げる計画だったが、最後の所で保健局の許可が下りずにいたところ、現地NGO「ピース&ホープ」が大型の診療車を持ち、平均して1日26人の患者を診て、薬を渡すという、巡回診療を行っているという情報が入って来た。JCFはこの車を借りて、初回の移動検診を行った。車両は大きく、歯科・産科・薬局・検査室・内科が仕切られていた。金曜日は、この国では休日に当たる。集まった患者さんは、普段の診療時に比べて少なかったようだが、到着前から診療車を待っていた。2014年、モスルから避難してきた若い夫婦がいた。7月7日、結婚式を予定していたホールがISによって