ブックタイトルグランドゼロ104号
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「グランドゼロ」は、訪問団やセミナーなどJCFの活動の様子、事務局からのお知らせなどを掲載した季刊誌です。
18タ一式はドホークの病院にあるため、現在どのような状況にあるのか把握することができません。幾つもの推論が成り立ち、結局は「大きい病院に行って検査して下さい」としか言えないわけです。その男性はIDPであり胸痛がある中で、3時間もかけてデータを取りにドホークに行くことは困難な状況でした。このケースをみても新たなカルテ作成が是非必要です。カルテは1人1冊のイメージでしたが、それだと紛失する可能性が高いし、イラクの医療従事者は「5万人もいる避難民分を作成するのは大変!」と言います。バグダッドには「ファミリーカード」というものがあり、1家族に1冊なので無くしにくいし、コストも削減できるとのこと。「もし結婚等で別に暮らすようになったらファミリーカードはどうするのだろう?」と思いましたが、その時は新しい家族に1冊配布することになるのでしょう。ファミリーカード管理の最初の問題は紙にするか電子化するか、ということでした。「電子化したい」と言う医師もいましたが、IDPの方々にとって電子ファミリーカードでの管理は非現実的です。ファミリーカードをクラウド(データを自分のパソコンではなく、インターネット上に保存する使い方)で管理をして、IDPが今後どこに移動しても、医療従事者がその方の医療情報を把握することができるのであればそれも可能でしょう。しかし現状では難しいのです。また、紙だとコストがかかることを気にしていたようですが、こちらのプロジェクト費で作成が可能なので、そこは納得して頂くことができました。まずは、私がファミリーカードを試作することにしました。画用紙を買ってきて、エクセルで罫線を引いた簡単なモノを糊で貼りつけます。こういうチマチマとした工作、好きなんです。1時間程で試作品が完成し、これをたたき台にして修正を加えてから実際にクリニックで導入していきます。次に薬剤管理です。アナログですが薬剤師が確実にしっかりと、日々の在庫管理をしていることが分かりました。しかし、薬局の中を見せてもらう最初の試作ファミリーカード