ブックタイトルグランドゼロ104号
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「グランドゼロ」は、訪問団やセミナーなどJCFの活動の様子、事務局からのお知らせなどを掲載した季刊誌です。
17去年の夏、日本のニュースで「イスラム国(IS)がイラク第2の都市モスルを陥落」と一斉に流れたので、ISは急に台頭してきたかのように思われています。しかし実際は、アメリカによるイラク戦争がISを生み出す温床を作り出したとも言われています。そう考えるとイラク戦争を支持した日本にも、今起きているISの破壊行為に責任があると私は思っています。それが、私が今回のJCFのプロジェクトに参加することを決めた理由の1つでした。アルビル市アインカワ地区はクリスチャンが暮らしている地域で、人口は約5万人。そこに今、約5万人の国内避難民(IDPInternally DisplacedPerson)が生活をしています。同じクリスチャンということで、ニナワ県やアンバール県に住むアラブ人がアインカワ地区に逃げて来て、人口が突如倍になったわけですから、地元民の心配や不安は容易に想像できます。そんな中で、IDPの医師たちの有志が教会内にクリニックを立ち上げました。しかし実際は薬品購入の資金が足りず、医療設備も不十分です。そのため、慢性疾患を抱える方々が充分な治療を受けられない状態にありました。そして、「このままではいけない!」と感じたJCFが、日本NGO連携無償資金協力を活用してプロジェクトを立ち上げることになったのです。今回のプロジェクトでは半年間に3回、「医療チーム派遣」計画があります。私は看護師として医療チームに参加する事が決まり、その第1回目が4月でした。私の仕事は、「カルテ作成と管理方法の指導」と「薬剤管理とその指導」でした。以下は実際にあったケースです。隣のドホーク県で心臓のカテーテル治療をした男性が、「処置後も胸痛がある」と訴えてきました。しかし、治療デーマルチシムーニクリニックで、国井理事(左端)「ファミリーカードの作成と管理方法の指導」「薬剤管理とその指導」国井真波(看護師・理事)