ブックタイトルグランドゼロ104号
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「グランドゼロ」は、訪問団やセミナーなどJCFの活動の様子、事務局からのお知らせなどを掲載した季刊誌です。
13な一次医療施設となり、アインカワ地区における医療サービスを提供する上で非常に大きな役割を果たすようになりました。またアルビル市内のみならず、市郊外のバハルカ地区、ダラシャクラーン地区などからも多くの患者さんを受け入れています。これまでの私たちが行った投薬指導の総額はおよそ、516万円に上ります。こうした支援により薬品不足はほぼ解消されつつあり、私たちの活動が安定したクリニック運営に大きく貢献できているという実感を得ています。JCF専門家チーム派遣4月またこの3カ月の間にJCFの専門家チームを4月と6月の2度派遣し、現状の調査と運営体制の構築などを行いました。4月には久米島病院の深谷先生が訪問団に同行してくださいました。深谷先生は非常に熱心にかつ丁寧にキャンプの巡回診療を行ってくださいました。先生は元々心臓外科のスペシャリストでいらっしゃいます。心臓病を抱える患者さんはキャンプに避難後、医療にアクセスできないばかりか、自分の病気についての詳細を把握していない患者さんも多く見受けれられました。そうした患者さんに今の状態がどうなっているのか、何が原因でそうなっているのかそういうことを時には絵も交えて説明され、患者さんたちも深く聞き入っていました。深谷先生は慢性疾患がどういうものなのかということを私たちにも時間を割いてレクチャーしてくださいました。現在キャンプが抱える問題の一つは慢性高血圧、糖尿病、心臓病といった高齢者の慢性疾患にどう対処するかというものがありますが、こうしたレクチャーのおかげで基礎的なことを学ぶことができ、今後こうした問題とどのように向き合っていくかその指針を得ることができたように思います。心臓病の患者さんを診療する深谷医師