ブックタイトルグランドゼロ103号

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概要

「グランドゼロ」は、訪問団やセミナーなどJCFの活動の様子、事務局からのお知らせなどを掲載した季刊誌です。

41持ってきました。その1年間のまとめとして、3月8日、松本市総合社会福祉センターで、約200名の市民の方々に参加していただきフォーラムを開きました。第1部3・11から学ぶプレゼンテーション松本市内の大学生や高校生たちが、被災地に足を運び、支援活動を行っています。また、震災について独自の視点で学んでいます。まず、学生達の活動の紹介からスタートしました。・松本大学東日本大震災災害支援プロジェクト2011年4月から、宮城県石巻市に瓦礫撤去ボランティアで入っている。5月からは、大街道小学校での学習指導と児童・保護者・教職員を対象に心のケアを行っている。現地に立つと貴重な体験談を聞ける。・エクセラン高校環境科学コース福島第一原発事故以後、放射能について学ぶことから始めた。放射能の影響・新聞報道の時間的経緯、漫画『美味しんぼ』についてどう読み解くか、など独自な視点から発表した。・信州大学TeamめとばJCFの放射能測定室のオペレイターチームである。学校給食・出前講座・依頼や自主選定検体の測定をしている。3年間で1200測定した結果報告をした。放射性物質が検出されたものは、土壌はもちろん、キノコ、野生動物、ストーブの灰で、今後もそれらの測定を中心に行っていく。・松商学園高校放送部学校を飛び出して、社会にも目を向けていこう、と活動している。〝交流”をテーマに福島県南相馬市の津波と原発事故被災者への取材をし『未来を紡ぐ絆』という作品を作った。今年度は、塩尻の中学生達が飛ばした風船が陸前高田出身の方に拾われたことを題材に、震災を超えて安否を確かめ合うという内容の作品『つながりは時空を超えて』を上映した。焚き出し部隊が作った非常食が参加者に配られた