ブックタイトルグランドゼロ101号
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「グランドゼロ」は、訪問団やセミナーなどJCFの活動の様子、事務局からのお知らせなどを掲載した季刊誌です。
329月30日?10月1日の福島訪問の折に私としては初めて放射能測定所3カ所(福島30年プロジェクト、いわき測定所たらちね、南相馬とどけ鳥)に行ってきました。震災、原発事故から3年がたち福島の測定所の現状はどうなのかと、話を聞きました。どの測定所も年々依頼検体件数は減少もしくは横ばい状況だそうです。現状に対する慣れが原因との見方をする測定所もありました。また栽培されている野菜については検出数値は、基準値超えは少なくなってきているとのことでした。確かにセシウム134の半減期の影響からセシウム合計の数値が下がってはきていますが、山菜やキノコ、野生の動物などはまだ数千から万単位の高数値の放射能が検出され、訪れたときもマツタケが8000ベクレル/kg、イノハナダケが12000ベクレル/kgと松本では考えられない数値でした。南相馬では稲作ができないため、試福島の測定所訪問中澤啓子(事務局)測定所「たらちね」のスタッフから話を聞く中澤もみを測定するためにゴミを選別するボランティア