ブックタイトルグランドゼロ100号

ページ
72/92

このページは グランドゼロ100号 の電子ブックに掲載されている72ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

グランドゼロ100号

ブックを読む

Flash版でブックを開く

概要

「グランドゼロ」は、訪問団やセミナーなどJCFの活動の様子、事務局からのお知らせなどを掲載した季刊誌です。

721ウクライナ報告(国井真波JCF理事看護師)看護師であり助産師を目指している国井さんから、「グランド・ゼロ99号」でも記述されていない事を、写真映像とともに聞くことができたことが、大変意義深かった。国井さんは、12年間からJCFのベラルーシでの支援活動に関わり、2010年にもチェルノブイリ原発を訪問し、また、今回のウクライナ訪問に同行されている。1991年設立のJCFは、ベラルーシの高線量汚染地帯のゴメリ州を中心にした医療支援医療訪問活動を行ってきたが、昨年2013年12月15日から24日にかけてウクライナ訪問を行っている。チェルノブイリ市訪問*人口約9000人のうち、チェルノブイリ市関係者約3500人、原発労働者約3500人、仏アレバ社関係約2000人。サマショール(帰村者)180人*普段は空間線量は気にならない程度にはなってきているが、雪解けで山から水が流れ出す時期になると、水門は止めるようにしているとのこと。*1~3号機の廃炉は、2064年までかかる見込み。社会主義国なので、付属機器の管理に時間がかかるとのこと。*爆発した4号機には、今新しい石棺が建設中で、2015年完成見込みと言うが、今の政治情勢では、難しいのではないか。新しい石棺ができてから、廃炉作業。国井さんが、石棺はどのくらい保つのかと質問すると、案内チェルノブイリメモリアルデーJCFセミナーに参加して西山貴代美(JCF会員)ウクライナ報告をする国井真波理事