ブックタイトルグランドゼロ100号
- ページ
- 65/92
このページは グランドゼロ100号 の電子ブックに掲載されている65ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
このページは グランドゼロ100号 の電子ブックに掲載されている65ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。
「グランドゼロ」は、訪問団やセミナーなどJCFの活動の様子、事務局からのお知らせなどを掲載した季刊誌です。
652年間の測定結果とこれからの展望○Teamめとば共通意識…汚染の状況の把握。全国の情報も把握する。測定した結果を共有し、ホームページを通じて公開している。・えがおの給食プロジェクト・出前授業…県内の小学・中学・高校生対象・社会のニーズに答える自主測定○測定依頼数2011年140件2012年516件2013年301件(2013年の検体数が少ない理由は、検出限界を下げるために測定時間を長くしたためでもある。より詳しい値を出している)○今年度事業松本大学のプロジェクトに協力し、ジビエなど山の幸を測定する。○データの拡散ホームページ「みんなのデータサイト」で公開している。しいたけを全国の100団体が測定して汚染マップを作るプロジェクトにも参加している。○新聞報道で『長野県産のコシアブラから基準値以上』の記事が掲載されてから、コシアブラの測定依頼が何件かあった。測定結果は基準値以下ではあったが検出された検体もあった。鎌田理事長より、今後キノコの季節には長野県民が好きなジコボウ等を測ってほしいとの提案があった。2第99次訪問団ウクライナ報告(国井真波理事)ナロジチ病院・ゼムリャキ・放射線医学センター・チェルノブイリ原子力発電所〈石棺の説明〉現在修復工事途中で、来年完成予定。石棺で囲んでから解体してゆく。新しい石棺は100年持つらしい。〈ゼムリャキ〉キエフ郊外にある集合住宅に避難したチェルノブイリ市やプリピャチ市の人々が住んでいる。ヨガ、民間療法をおこなっている。体調不良の人、貧困家庭が多い。代表のタマーラさんのお話では、鬱になったりする人もいるが、みんなで語り合える場を維持していきたいという。25年以上活動している。〈ジトーミル州のナロジチ地区病院〉ナロジチ地区はチェルノブイリ原発に近い。副院長は7歳の子どもと妻と一緒に暮らしている。第4ゾーンに住んでいるので子ども達は保養をしてゆく必要があると言う。1回につき20日間。先生の息子は年に3回保養に出ている。〈放射線医学センター訪問(キエフ)〉小児科医エブゲーニャ・ステパノーバ先生に貧血は低線量被曝が原因なのかを質問したところ、食生活の問題と経済貧困の問題もあり、被曝イコール貧