ウクライナから

2月14日(水)事務局にウクライナから2名の女性が来て下さいました。カルティナ・ボウクンさんとイェヴゲーニャ・ドンチェバさん。
1986年4月26日に起こったのチェルノブイリ原発事故を身近に体験したお二人です。松本市民に被災の体験とこれまでのお話を聞いてもらうために交流会の場を設けました。名古屋に拠点を置くチェルノブイリ救援・中部の招きによって会を実行する事が出来ました。2011年の東北震災による福島原発事故によって松本近辺に避難しているお母さんも加わり事故後の様子に共感したり国による対応の違いを感じることもあったと思います。
お互いの国の原発事故の教訓を生かし、これから何が出来るか?3.11を前にしてあらためて未来を見据えて行きたいと思います。





ランチは日本の手巻寿司でおもてなし。お土産に市内在住の方が作って下さった雛人形をプレゼントしました。お二人は今後、南箕輪と名古屋での講演を行った後帰国します。

『チェルノブイリ事故から31年のウクライナを訪ねて』

1月27日(土)、みどり信州と日本チェルノブイリ連帯基金が共同で開催したチェルノブイリ救援・中部の原富男さんの講演会『チェルノブイリ原発事故から31年のウクライナを訪ねて』。子どもから80代の方まで沢山の人にご来場いただきありがとうございました。31年経った今でも線量が高い場所があり、見学のツアーバスまであるそうです。「だれが鳩に餌をあげるの?」と言ったのは、当時原発作業者が多く住んでいたプリピヤチから突然非難することになった子供の言葉。チェルノブイリ原発事故当時、何も無かった団地の周りに茂る大きく伸びた木の高さが事故の歳月を物語っていました。遺伝子組み換え食品による体への影響とチェルノブイリ事故後に増えた病気が一致すると原さん。会場には福島原発事故の時2歳だったお子さんも両親と一緒に参加してくれました。チェルノブイリは過去の事ではなく今、そして未来の事なのだとあらためて思う講演会でした。

原発の石棺を覆うシェルター


チェルノブイリ救援・中部の原富男さん


樹木に覆われたプリピヤチのアパート


★来場者の感想
・核の平和利用はあり得ない。
・原発事故は長い長い年月の間、命や生活に悪い影響を及ぼす事をつくづく感じた。
・ウクライナは人名や子どもの事を大事にしている事がわかった。
・福島についてもっと関心を寄せて援助しなければと思う。
・統計的な数字、現地の映像、人々の話などが総合的に結びつけられていてとても良く分かった。
・日本の”隠し”の現状をどう打開したら良いか?
・想定外の事故処理は国が処理する事があたりまえだと思う。
・ロシアの支援がない事に驚いた。
・もっと人の命を守ってもらいたい。
・チェルノブイリから学んで欲しい。
・古くなった原発の再稼働を何とか止められないものか。
・恥ずかしながら福島原発事故が起こるまで原発が日本で稼働している事にほとんど関心が無かった。今回現状だけでなく、当時の様子も知れて大変興味深かった。

使われることの無かった観覧車


路上でキノコを売る女性

「チェルノブイリ原発事故から31年のウクライナを訪ねて」報告会

昨年チェルノブイリ原発を訪れたチェルノブイリ救援・中部の理事長でもある原富男さんのウクライナ報告会です。
1月27日(土) 時間 午前10:30~
場所:松本市Mウィング 3-B 報告者:原 富男さん
資料代 500円
申し込み不要 
主催:問い合わせ先 日本チェルノブイリ連帯基金
電話 0263-46-4218
みどり信州 電話 0263-27-4020 (村井)
チェルノブイリ報告会チラシ

夏の保養2回目終了

夏の検診保養IN松本、この夏2回目の企画が終了しました。初日はTAICHI KIkAKUの皆さんと一般の方も
参加して3歳から70代まで総勢29名が「アプライド・ドラマ」体験。大きな声で自己紹介をした後、遊びながら軽く体をほぐした後、
「わたしはあかねこ」のストーリーの中に引き込まれて行く。ネコ語を交えながら親猫、あかねこ、兄弟のネコになりながら
それぞれのネコの気持ちに沿う。オーハシ・ヨースケさんのリードにより、自由に気持ちを表現する。最後は一人一人のネコを
クレヨンで描いた。「子供の意外な姿を見た」「楽しかった!」という感想や、「久しぶりにリラックス出来ました」という
お母さんの感想も。
宿泊先の深志荘では美味しいお蕎麦も食べていただき初日を終えました。
2日目は信州大学病院での血液検査、尿検査。採血の注射にも耐えて、午後はそれぞれ松本散策。
3日目は宿で感想をシェアしながら交流。皆さん色んな思いで保養に参加して下さいました。もっとお話ししたかったけど
最終日。お父さん、兄弟の待つ福島へ早めに帰るMちゃん5歳はちょと寂しくなっちゃったのか涙目になっちゃいました。
午後まで松本を満喫して帰る人もいましたが、そろそろ帰る頃でしょう。あっという間の3日間。
「解放感が全然違う」と話してくれたお母さんもいたように、保養はまだまだ必要である事を伝えて行きます。

チェルノブイリメモリアルディーイベント「核災を超えて」

4月26日はチェルノブイリ原発事故から31年目にあたります。4月15日(土)JCFでは南相馬市から高橋美加子さんをお呼びして「核災を超えて」と題して講演会を行いました。震災直後の南相馬のリアルなお話や映像はとってはとてもつらい事ですが高橋さんは6年経った今だからこそ伝える事が出来るとおっしゃっていました。そして皆さんに伝えるために丁寧に一つ一つの言葉を選んで震災から6年の歩みを皆さんにお話しして下さいました。一人一人が地域を作っている事、命の大切さ、新しい価値観への移行のお話などどれも自分のこととして身につまされるお話でした。来場者の感想の一部を紹介します。〇福島だけの問題ではないです。政治に無関心ではいけない、正しく知り行動する事が大事。 〇福島の現実、被災者の思いを深く認識しました。ひとしずくの光の希望をつなげている高橋さんに熱い想いを感じ、何が人を動かすか考えさせられました。心からありがとうございました。年に一度は福島の地を踏みに行く事を心がけています。 〇核の最終処分場、管理費など公開するまでは原発再稼働するべきではない。 〇大事なことを経験した福島だから大切なことが見えてきていると思う。 〇無関心からの脱却、自分の存在が何であるかとても大切な気づきであったと思います。〇私たちはお金で豊かになったつもりでいた。など高橋さんのお話は福島を報道やイメージだけで想像していた私たちに「大事なことは目の前にあるよ」と教えていただいた気がします。

イラク訪問

新年あけましておめでとうございます。昨年末、JCFスタッフはイラクを訪問しました。
昨年設立されたPHC(基礎医療を提供する診療所)での健康講話、医療器材を提供支援した
施設の訪問などを行いました。避難民は減ることはなく寒いキャンプで年末年始を迎えました。
JCFは今年もよりお役に立てる支援を行ってまいります。
本年もよろしくお願いいたします。


福島訪問

11/12.13とJCFも参加しているまつもと支援ネット福島訪問ツワーに行ってきました。
ツワーはネットのメンバーが福島の現状を実際に見て、聞いて、感じて今後の活動に生かしていく為にと企画されました。
福島の中通り(伊達、福島市、本宮、須賀川)と飯館を中心に除染土の仮置き場、子供の屋内あそび場等の視察、また震災後新たに立ち上げた農家レストランで被災された方との交流をしてきました。

飯館で印象的なものは、仮置き場に集められた除染土入りのフレコンバック。前回訪問した時は田圃に並べてあった物だがその数の多さに圧倒されました。
バスの中から測定した数値は0.7~1.0シーベルトでまだまだ線量が高い。昼間は除染関係の人や飯館の会社で働く人などいるが、帰還解除はされていないので夜は人がいなくなります。
仮に住民が戻ってきても除染ではぎとられた山肌の見える今の飯館は彼らにうけいれられるのか、他の選択は出来ないのか考えさせられました。

伊達市や本宮市の子供の遊び場では屋内で人口砂で遊び、戸外の自然の中で遊べない異常な現実
いつまでこんなことをするのかと気持ちが沈む。

最後の交流会では今どんな支援が必要ですかの問いかけに「物資はもうたくさんいただいた。ただ原発をなくす活動のみを一緒にしてほしい」と。また「悪いことばかりではないのよ。皆さんのような方たちと出会えて」と逆に励まされてきました。

仮置き場のフレコンバック

 

屋内遊び場の砂場

          

安曇野環境フェア参加

10月8日、9日は安曇野市環境フェアがあり、放射能測定室Teamめとばが参加してきました。

子供を連れた若いお母さんたちには松本市の学校給食を測定していますと伝えたり、実際に測定し高数値が検出された佐久方面の山菜などの結果表をみてもらうとだいぶ興味を示してくださる方もいました。しかし全体的にはだいぶ関心が薄くなったと感じられました。

8日はブースでの説明のみでしたが、9日はTeamめとばの活動についてステージ上での発表の場を提供してもらってあったので、自主測定した松本地方の放射能が検出されたキノコについての発表もし、身近なところにも福島原発の汚染が広がっていることを再認識してもらいました。

イラク国内避難民支援報告in信州大学

イラク常駐スタッフが一時帰国している10月5日、松本市にある信州大学法経学部の学生を対照に「イラク国内避難民支援報告」を行いました。経法学部とは今年度新しく設立された学部で、社会に生かせる経済学や法学を学ぶための新しい学部です。イラク・モスルでは間もなく奪還作戦が行われようとしています。スタッフの報告に学生たち14名が参加して下さいました。JCFスタッフが活躍するニイナワ県アルビルには多くの国内避難民が押し寄せていますが、これからさらに150万人を超える避難民が押し寄せる事が予想されます。キャンプの許容量が追い付かず、郊外に分散しています。夏は50℃を超える暑さですが、これから雪も降る寒さに変わるります。イスラム国から解放されてもその後すぐに元の生活に戻れるわけではありません。これからがさらに厳しい状況となるでしょう。質疑応答では争いが終結してからの支援についてや、クルド自治区の教育についてなど多くの質問が出されました。聴講した学生さんの一人は「普段知ることのできないイラクの様子を聞く事が出来て良かった」と話して下さいました。JCFスタッフは間もなくイラクに向かいます。今度は現地からの報告をお送りしたいと思います。

きのこ採取

チームめとばでは地元のキノコを毎年測定しています。今年もキノコの季節になりました。雨続きの毎日でしたが今日はきのこ採取日和。チームめとばや三輪先生、JCFスタッフは事務所から車で30分あまりの市内にある県有林へきのこ採取に行きました。同行して下さったのは昨年同きのこ名人の田口康夫さんと辰巳さん。きのこ採取初体験のチームめとば3名は急な斜面に驚いていた様子でしたが歩けばそこここにあるキノコ採取にいつしか夢中になっていました。結構とれたのに食べられるキノコはほんのわずか。でも測定に必要な量は十分確保できました。似ているけど毒の有る物、無いものの区別の仕方などを田口さんに教えていただきました。わずかしか取れませんでしたが天然のしめじもありました。キノコは県内でも放射能の数値が出ることがあります。めとばのメンバーも興味があると言います。食べる人にも現状を知っておいてほしいと思います。測定を希望する方はJCF事務局内電話0263-46-4218チームめとばまでご連絡ください。

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