グランドゼロ123号発送しました。

JCFが年4回発行している冊子「グランドゼロ」。123号(夏)を発送しました!
鎌田先生の「新型コロナがあることを前提にした社会へ」
佐藤健太さん(飯館村議会議員)「いいたて漆生産プロジェクト」
伊藤勇夫さん「汚染水の海洋投棄は最善策か?」

JCFスタッフの加藤の「イスラム国のコロナのこと、どう思っているんだろう」
以前訪問団でベラルーシ訪問した 力丸邦子さんの「カルチャー散歩・こんな時だから」
放射能測定のチームめとばによる稼働直前の東御市の木質バイオマス工場周辺の土壌測定結果や山菜測定結果など、今の話題を是非お読みください。
イラクの小児がん病院へのマスクや手袋、アルコールなどを支援するための
クラウドファンディングにJIM-NETと共に挑戦中!チラシも同封しました。イラクでは6月に入り
コロナウィルスによる感染者が急増しています。応援よろしくお願いします!

父の日ギフトに健康を

父の日にDVD「PPHピンピンひらりー人生100年時代をどう生きるー」を贈りませんか?
直接手渡しできない場合でも、JCFオンラインショップよりご配送先のご住所を入力していただきますと直接お父様にお届けします!!

健康を応援するギフトとして好評です(^◇^)//

 

 

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クルド自治区で自転車が流行!?

こんにちは皆さん。JCFの現地スタッフ、バッサームです。

 

私が住むアインカワ地区はクルド自治区の首都エルビル市にある人口3万人ほどの町です。

 

キリスト教カルデア教会の信徒が多く住んでおり、古い教会や墓所といった歴史的名所も多いところです。またレストランも多く賑やかな街です。

 

イラクでもコロナウィルス対策が行われていますが、現在は外出規制も少し緩和され、外出が許される時間になると、住人は散歩をするなどして運動不足の解消に努めています。ダイエットに励むご婦人も良く見かけます。

 

まだ完全にコロナを制圧できたわけではないので、一緒に歩く人同士も少し距離をとりながら歩いています。

 

ところでこうした中で最近は自転車に乗る人をよく見かけるようになりました。若い人はもちろん、年配の人も自転車に乗るようになっているようです。

 

夕暮れどきにスイスイと自転車を漕いで、笑ったり、話したりしながら、車に邪魔されることなく楽しんでいます。

 

 

自粛生活で不便な事も多いのですが、その結果人々が自転車に乗るようになり、積極的に運動するようになったりして、健康に対する意識が以前より高まっているのは喜ばしいことだと思います。

 

 

 

2014年町が避難民で溢れかえっていたころ頃と比べると、こうしたことができることが如何に幸せなことかと実感します。

 

Dr.バッサーム・ナジュム

<ドクトーラ・リカの患者さん日記>

成長して故郷を支えるアフマド・ムハンマド

 

昨晩、突然私のかつての患者さんから電話をもらいました。
12年前、私が再生不良性貧血の治療にあたった男の子アフマドからです。

 

2008年当時、私はモスルのイブン・アルアシール病院の小児血液腫瘍科に勤務しており、彼は10歳でした。facebook上でコンタクトをもらった時は、本当に驚きました。(写真左マスクの男の子がアフマド)

 

そもそも彼は22歳の立派な青年になっていましたし、アイコンの写真だけだと誰だかわからなかったからです。電話で彼が当時のことを説明してくれて「あっ!」と思い出しました。(写真成長した22歳のアフマド)

 

それからまじまじとアフマドのfacebook上での写真を見て嬉しくなりました。あんなに小さくて、病気に苦しんでいた男の子がこんなに立派に成長するなんて。さらに 2年前には結婚して家庭も築いていたのですから!(写真アフマドの息子マーヒル)

 

 

アフマドは当時の記憶を私に話してくれました。

「リカ先生がイブン・アルアシールを去る時のお別れパーティーはとても悲しい気持ちだったよ。

母親のように思っていたからね。

 

だから久しぶりにリカ先生どうしてるかなって思って、色んな人に尋ねたりして、リカ先生のfacebookアカウントにたどりついたんだよ」

 

(※リカ先生は2009年に度重なる脅迫を受けモスルを去ることになりました。モスルでは2008年頃から医師や大学教員が襲撃され殺害されたり、誘拐されたりする事件が多発していました。過去のJCFのblogでも言及しています。http://jcf.ne.jp/archives/4370 )

 

彼が回復してから2年後に彼は妹を授かりましたが、その妹はリカと名付けられたそうです。彼女は現在10歳になっています。

 

アフマドは現在ニナワ県テルアファル郡にあるカスクという小さな村で食料品店を営んでいます。

 

コロナの影響で食料を仕入れることができるのは週一回だけですが、それでもがんばってお店を開け、村の人々に食料を供給しつづけるよう頑張っています。

幸いにもニナワ県ではコロナ感染者の症例はそれほど報告されていませんが、早期対策を実施しています。

私の患者だった多くの子ども達が回復し、その後立派に成長して生活を営み、また戦争でボロボロになってモスルの復興に尽力してくれているということは、私にって何ものにも変え難い、最上の喜びです。

 

 

コロナ禍の中で4月26日

2020年は、大変な年になった。

世界中を席巻する新型コロナウィルスによる患者数、お亡くなりになる方々も日々更新されていく。

朝のトップニュースで住んでいる地域の数が増えているのを確認する度に、気持ちが落ち込んでいく。

暗い、悲しい報に接する度に、人間一人一人の在処がさまざまな角度から突きつけられてくるように思う。

 

 

科学といのちについて、立ち止まることになったのが1986年4月26日に起こったチェルノブイリ原子力発電所の大爆発事故だ。

人為ミスという言葉の裏にある原発自体の構造的欠陥か、操作したオペレーターの責任か、いずれにせよ、人間の営みのおぞましさがある。

コロナへの対応策に右往左往する政治家、命の最前線でウィルスと戦う医療従事者の皆さん、次第に自分にできることは・・・と戻っていく。

防衛策をきちんとしよう!

食事をバランスよく摂ろう!

身体を動かそう!

そして、明日はジャガイモの植え付けをしよう!

 

 

イラクの医療危機を探る旅10 ~ムスタファの最後~

イラクの医療危機を探る旅10 ~ムスタファの最後~

 

ムスタファは数分おきに痛みに身もだえするが、めったにそれを声にだすことはない。ロイターが今年の1月にムスタファを訪れた際、ムスタファの父が彼のことを獅子と呼んでいたように彼は強い。

 

ムスタファは、普段から黙って大人たちの話を聞いている。治療の日付や薬品の値段をただす時のみ口を開く。

 

ムスタファの頭上にはいくつも写真が飾られている。まだ彼が学校に行くことが出来ていた頃のものだ、学生服をまとい、まだ髪がある。他にもバリッとしたスーツにネクタイ姿のムスタファもいる。

 

父は言う「ムスタファは外で遊んだり、運動したりすることができない。ただ家の中で携帯ゲームをして過ごしているんだ」

 

実は父アブドッラーはこれ以上ムスタファの治癒に希望を託してはいない。息子がせめて痛みから解放されて生きることさえできればと願っている。

 

「今は夕方で祈りが届く時間になった。神様、私はもう息子が治ることは望みません、ただ彼がいっときでも痛みから解放されればそれでいい。彼はろくに眠ることもできません。私や妻もそうです。だからいっときで良いから彼をぐっすり眠らせてやってください。」

 

2月の初旬ムスタファは亡くなった。彼の写真は病院に飾られることはなかった。
病院では病から回復した子供達の写真のみが飾られるようになったからだ。

(終)

 

※ムスタファ家族についてはは過去記事の1,3,4,9をお読みください。

これはロイター通信が作成したイラクの医療事情レポートを翻訳したものです。イラクの医療事情問題の把握にとても役立ちます

アラビア語版
https://ara.reuters.com/article/topNews/idARAKBN20P1ZF

英語版
https://www.reuters.com/investi…/special-report/iraq-health/

過去の記事
1 http://jcf.ne.jp/archives/4456
2 http://jcf.ne.jp/archives/4504
3 http://jcf.ne.jp/archives/4521
4 http://jcf.ne.jp/archives/4565
5 http://jcf.ne.jp/archives/4584
6 http://jcf.ne.jp/archives/4591
7 http://jcf.ne.jp/archives/4643
8 http://jcf.ne.jp/archives/4655
9 http://jcf.ne.jp/archives/4688

 

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البصرة (العراق) (رويترز) – تتدلى على جدران مستشفى سرطان الأطفال في البصرة صور لبعض الصغار الذين عولجوا فيه. ترتسم ابتسامة على شفاه أغلب أصحاب الصور. ويظهر في الركن الأ….

新作DVD PPH ピンピンひらりー人生100年時代をどう生きるー

新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごす時間が増えている方が多いのではないでしょうか。JCFでは鎌田理事長の「鎌田式らくらく筋活」DVDを発売しました。鎌田式スクワットとかかと落としの他、フレイル(虚弱)予防のための口腔体操も一緒にできます。

 

タイトルのピンピンひらりとは…今まではピンピンコロリが理想の人生と言われることが多かったですが、コロリよりヒラリとあちら側へ旅立つ、という鎌田式哲学も多く語られています。これはおすすめですね。

 

なぜJCFが健康DVDを発売するの??って思った方もたくさんいると思います。

 

鎌田理事長はイラクの国内避難民のための施設(PHC)やキャンプで健康講話会とスクワットと貯筋の活動を続けてきました。健康を通して「いのち」や「平和」を考えることを伝えてきました。イラクでの健康活動のためにDVDを作りました。日本国内でもDVDを販売し、イラクと同様に日本中に健康やいのちを大切にする運動を広げていきたいと考えました。健康は国境を越え、人々の願いなのです。

 

 

DVDの収益は経費を除いてすべてイラクや福島の子ども達の健康のための支援に繋がるので、誰かのために協力できる、そして自分や周りの大切な人が健康になっていく…そのようなムーブメントを作っていかれたら…と考えたのです。

 

このような厳しい時代ですが、そんな今、オススメのDVDに仕上がりました。

オンラインショップから注文できます!

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<配達方法>

1枚〜2枚 クロネコメール便でポスト投函

3枚〜4枚   レターパックでポスト投函

まとまった注文はレターパックプラスor宅急便にて対応します。

 

メール便の袋は子ども達にお手伝いしてもらって作成しています。ちょっとシールなど曲がっていることもありますが、ご愛嬌でお許しください。

 

一人でも多くの方が健康で過ごせますように。またイラクや福島の子ども達にその思いが届きますように。

 

 

 

イラクの医療危機を探る旅10  

~民間との協力や保健分野への投資の呼び込み~

 

保健省は資機材やサービスの拡充のためにビジネスマンにもその一旦を担ってもらおうとしている。

 

2019年、政府は医療分野に無縁なビジネスマンにも病院の所有を認める決定を行った。保健分野の責任者はこの取り組みによって2019年の上半期におけるイラク国内の病床数が4%(2000床)増加したと評価している。

 

また、国家投資委員会(الهيئة الوطنية للاستثمار/National Investment Commison)は海外からの医療分野への投資を呼びこむために、投資家に対するインセティブを与えることにした。それには10年間の免税措置や、外国人労働者の雇用の容認認、関税措置の免除、資本や利益の本国送還、ビザや在留手続きの緩和、借地権などが含まれている。

 

しかし、財政的、政治的不安定なイラクでは、こうした取り組みにも関わらず医療分野への外国投資を呼び込むことは非常に難しい。

 

イラク政府が抗ガン剤を製造するためにモスルに建てた工場が、2017年砲撃によって無残に破壊された写真の痛ましさはこの国に対する投資リスクを人々の心に刻み付けた。
( ※動画で破壊の深刻さを御覧いただけます。https://www.youtube.com/watch?v=77ptjcxA2qU

 

さらに安定した金融部門はなく、リソースを巡る政府内の派閥争いが事業をすすめるにあたり大きな障害として立ちはだかる。

 

アブドル・サッダーは「保健分野に対する海外投資はない。」と述べる

「海外投資を呼び込むには治安の安定化、また電気などのインフラが充実していることが不可欠だ。さらに我々の金融部門はグローバルファイナンスに対応できる体制を整えていない。国境すらコントロールできていない。我々が抱える問題には政府ですらコントロールできない問題がたくさんあるのだ。」

 

 

 

※2020年1月の時点では、県知事が同薬品工場の復興の遅れに対して懸念を抱いていることが報じられています。

https://alsabaah.iq/19630/%D8%AA%D8%A3%D9%87%D9%8A%D9%84-%D8%A3%D9%83%D8%A8%D8%B1-%D9%85%D8%B9%D9%85%D9%84-%D9%84%D9%84%D8%A3%D8%AF%D9%88%D9%8A%D8%A9-%D9%81%D9%8A-%D9%86%D9%8A%D9%86%D9%88%D9%89

 

 

 

これはロイター通信が作成したイラクの医療事情レポートを翻訳したものです。

イラクの医療事情問題の把握にとても役立ちます。

 

アラビア語版
https://ara.reuters.com/article/topNews/idARAKBN20P1ZF

英語版
https://www.reuters.com/investi…/special-report/iraq-health/

前回までの記事

1 http://jcf.ne.jp/archives/4456
2 http://jcf.ne.jp/archives/4504
3 http://jcf.ne.jp/archives/4521
4 http://jcf.ne.jp/archives/4565
5 http://jcf.ne.jp/archives/4584
6 http://jcf.ne.jp/archives/4591
7 http://jcf.ne.jp/archives/4643
8 http://jcf.ne.jp/archives/4655
9 http://jcf.ne.jp/archives/4688

未来への追想

 

4月26日はJCF誕生のメモリアル・ディ。

 

チェルノブイリ原発事故の起こった日です。

 

今から四半世紀前、JCFはベラルーシ保健省と共催で「チェルノブイリ問題シンポジウム」を開催した。

 

その時、日本から総勢47名が参加した。

 

 

JCF理事の金井貞德さんが、地元紙に綴ってくださった文章を紹介させていただく。

 

 

 

「チェルノブイリ、福島を語る事は未来への追想、という気持ちがあると言われる。」

 

クリックすると拡大します。

早春賦の候

「春は名のみの風の寒さや~」

信州は、「早春賦」の歌詞がぴったりの今日この頃です。

佐久の実家から北を望むと浅間山は冠雪。

 

しかし、足下には春が座っていました。

 

ふと、遙か遙か昔、天草半島をドライブした時に読んだ一首が蘇ってきました。

 

不知火に    陽光散る日

浜椿 一輪落ちて

春はここにも

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